任期満了に伴う西海市長選で再選した杉澤泰彦市長（68）が27日、市議会議場で市職員を前に訓示。5月1日からの2期目に向け「市民目線を基本姿勢として、これまでの七つの政策課題解決策をさらに深化させたい」と抱負を述べた。
喫緊の課題として、27日から始まった高齢者対象の新型コロナワクチン接種を挙げ、「全ての職員が問題意識を持ち、横断的に協力しなければならない。行政が何のためにあるのか原点に立ち返ろう」と訴えた。
電源開発（Jパワー）松島火力発電所の高効率化や江島沖への洋上風力発電の誘致、林業の振興に触れ、「（同市は）カーボンニュートラル（温室効果ガス排出実質ゼロ）への道筋を示すモデル地域となれる」と強調した。
