【全柔連】強化委員がコロナ陽性 強化選手らに濃厚接触者なし

全日本柔道連盟が入る講道館

全日本柔道連盟(全柔連)は28日、同連盟の強化委員1人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表した。

当該委員は26日に発症し、現在は自宅療養中。管轄保健所により連盟の強化選手、委員ならびに役職員は濃厚接触者に該当しないとの判断がされているという。

全柔連では昨年4月に事務局で新型コロナウイルスのクラスターが発生。全日本の強化活動については、政府および各自治体の指針、国際柔道連盟のプロトコル、また同連盟のガイドラインや医科学委員会のアドバイスに基づき準備を進めていたということだが…。

25日に3度目の緊急事態宣言が出された直後というタイミングで明らかになった感染。現在は大阪府や東京で急速に広がる変異株による感染爆発も懸念されているだけに、今後の行方が注目される。

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