バルセロナがPSGからネイマール再獲得か 1対2大型トレードが浮上

ネイマール(写真)とメッシの再共演が見られる?(ロイター)

スペイン1部バルセロナとフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の間でFWネイマール(29)を絡めた〝大型トレード〟が浮上している。

バルセロナは大型スポンサーの獲得にメドが立ったことで、今夏の移籍市場で大型補強に動く方針を決定。まずはエースFWリオネル・メッシ(33)の契約延長に全力を注ぐが、その次に打つ手がネイマールの復帰だ。メッシも盟友との再競演を熱望しているとみられ、バルセロナはPSG側に今後交渉を打診する構えだ。

スペインメディア「フィチャージェスネット」は「ネイマールが契約更新しない意思を示した場合、PSGは彼を売却する決定を下す可能性が高い。その場合、PSGは喜んでバルセロナのオファーを聞くが、お金の代わりに看板の変更に興味がある。ネイマールを出す代わりに、FWアントワーヌ・グリーズマン(30)とウスマン・デンベレ(23)の2人が一緒のパックになって、ネイマールの価値に等しいと考えている」と報道。大物ストライカー同士による1対2の大型トレードになる可能性を指摘した。

バルセロナ側が大物2人の放出に応じるかが焦点だが「ラポルタ会長や取締役会は、この交換を悪い話ではないと捉えている。なぜなら2人の高給を節約できるからだ」。グリーズマンは年俸1700万ユーロ(約22億円)、デンベレは年俸1300万ポンド(約20億円)といずれも高給取りだがクラブ内では報酬に見合った活躍ができていないとの意見が大勢を占めており、PSG側から要望があれば応じる構えだ。

ビッグクラブ間で大物ストライカー同士による仰天トレードが成立するか注目が集まる。

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