遠い2勝目…広島・床田が4回5失点KO「自分で勝ちを手放している」

リズムに乗り切れない広島・床田

勝ち星から遠ざかっている。広島の床田寛樹投手(26)が28日のDeNA戦(マツダ)に先発し、4回7安打5失点(自責4)と乱調だった。初回は三者凡退。しかし、1―0の2回二死を取った後に突如崩れた。

宮崎に安打。続くソトにも二塁打を打たれ二死二、三塁のピンチを背負うと、嶺井に逆転の2点適時二塁打を許す。3回には先頭・桑原が二塁打。知野が送り一死三塁の場面でオースティンに2号2ランを浴びた。

なおも佐野の安打、牧の中飛を羽月が落球して二、三塁とされると、宮崎の中犠飛でさらに1点を失った。4回は無失点で切り抜けたが、その裏の攻撃で打席が回ったため、代打・磯村を送られた。

3月31日の阪神戦で今季初勝利を挙げて以降、2勝目が遠い床田は「僕がやっぱり自分で勝ちを手放しているというのも多いので」とした上で「点を取ってもらった次の回をしっかり抑えられるようにすればリズムも持ってこられると思う」と必死に前を向いた。

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