ロアッソ、8期ぶり赤字 20年シーズン、配分金減やコロナ直撃

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2020シーズンの決算などを承認したアスリートクラブ熊本の定時株主総会=熊日本社

 サッカーJ3ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブ熊本(AC熊本)は28日、熊日本社で定時株主総会を開き、2020シーズン(20年2月~21年1月)の決算を承認した。純損失は3486万円で8期ぶりの赤字となった。J3で2年目の同シーズンはJリーグ配分金の大幅減や、新型コロナウイルス感染拡大による広告や入場料収入の落ち込みが響いた。

 営業収益は前期比39%減の5億1699万円で2期連続の減収。配分金はJ2からの降格に伴う経過措置(1年)の終了に伴い、9719万円減の3003万円、選手の移籍金などその他収入は9667万円減って5233万円だった。

 広告協賛収入は13%減の3億2052万円で、スポンサーは50社減って357社。入場料収入は無観客開催や入場制限が大きく影響し、40%減の4922万円。グッズなどの物販収入も24%減の3812万円だったが、このうちネット販売は目標比170%と好調だった。

 一方、営業費用は2億3257万円減の5億8180万円。トップチーム運営経費を1億1258万円抑えた。

 非常勤の取締役4人が退任。ユニホームスポンサーを務める平田機工の藤本靖博常務や高橋酒造の高橋光宏社長ら4人が新たに選任された。

 21年シーズンもコロナ禍の影響を見込み、営業収益は5億5775万円、当期純利益195万円を目指す。(河北英之)