JR東日本、2021年3月期は5,779億円の最終赤字 コロナ響く

JR東日本は4月28日、2021年3月期の通期業績を発表した。

売上高は1兆7,645億8,400万円(前期比40.1%減)、営業損失は5,203億5,800万円、経常損失は5,797億9,800万円で、最終損益は5,779億円の赤字だった。新型コロナウイルスの影響で、鉄道や駅構内店舗、ホテルなどの利用が減少したことが大きく響いた。

定期収入が1,301億円、定期外収入が新幹線は3,710億円、在来線は3,372億円の計7,083億円の減収となった。単体では2期連続で営業収益と運輸収入が減収となり、過去最低だった、通期では初めて最終損失を計上した。

2022年3月期の通期業績は、売上高は2兆3,260億円、最終損益は360億円の黒字を見込んでいる。

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