北日本では、きょう30日(金)は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要となる。

　また、西日本から北日本では、あす5月1日(土)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも併せて注意が必要だ。

　前線を伴った低気圧が三陸沖にあって北東へ進んでおり、30日夜には千島近海へ進む。

　また、上空に寒気を伴った別の低気圧が朝鮮半島付近にあって南東へ進んでおり、30日夜には日本海へ進む見込みだ。

　これらの低気圧や寒気の影響により、西日本から北日本の広い範囲で、5月1日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見通し。

＜大雨＞

　北日本では、30日夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある。

　また、東北地方では、これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意が必要だ。

【5月1日6時までの24時間予想雨量（多い所）】

　　北海道地方　　　　　　　　100ミリ

＜雷・突風＞

　西日本から北日本では、5月1日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてほしい。

　また、ひょうが降るおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも併せて注意が必要だ。