包丁研ぎの少年や少女アーティストらが登場。未来ある子どもたちを描くテレQの特番

4月から放送枠が変更されたテレQ(TVQ九州放送)のミニドキュメンタリー「未来の主役 地球の子どもたち」(金曜午後7:55。BSテレ東では日曜午後8:55)。番組では、世界各地の子どもたちにスポットを当て、彼らが夢中になって取り組んでいることや、将来の夢などを紹介している。

2001年11月から続く長寿番組で、03年から毎年5月にスペシャル版を編成。19回目となる今年も「未来の主役 地球の子どもたち 2021こどもの日スペシャル~記憶を紡ぐ子どもたち~」と題して、TXN系6局で全国放送する。オンエア日時は、テレQとテレビ北海道、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうちが5月5日午前10:00から、テレビ東京は同日の午前10:05からとなる。

今年は、さびた包丁をボランティアで研いでいる兵庫県の少年や、仏・ルーブル美術館に絵が展示された経験がある愛知県の少女アーティストらが登場。さらに、祖母のために戦死した大伯父の遺骨を探す熊本県の高校生も取り上げる。また、過去に番組で紹介した子どもたちの“その後”を取材。彼らの成長ぶりと、取り組んでいたことの進展が楽しみだ。

【 國松正浩 テレQプロデューサー コメント】
「今年のテーマは『記憶』。ボランティアで包丁を研ぐ少年は、かつて研いだ時から、ずっと記憶に残っていた包丁と“再会”します。その1本は持ち主の妻の形見でした。包丁に刻まれた記憶に触れた少年は、また一つ成長していきます…。このほかにも、天才画家の少女や、大伯父の遺骨を探す少年など、コロナ禍にあっても懸命に生きる子どもたちに密着しています」

テレQでは今回の放送を記念して、視聴者プレゼント企画を実施。レギュラー放送をまとめたDVDを抽選で500人へ贈る。応募はテレQのホームページから。プレゼントフォームは5月5日の番組終了時に表示される。

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