【第3四半期決算】Genky DrugStores、売上高+20.0%、営業利益+90.2%

【2021.04.30配信】Genky DrugStoresは2021年6月期 第3四半期決算短信を公表した。それによると、前年同期比は売上高は+20.0%、営業利益は+90.2%と好調だった。

Genky DrugStoresの2021年6月期 第3四半期決算績(2020年6月21日~2021年3月20日)は、売上高は1034億5000万円(前年同期比+20.0%)、営業利益46億4600万円(同+ 90.2%)、経常利益は48億6000万円(同+82.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34億1200万円(同+98.6%)だった。

+20%と売り上げが伸びた中、ポイント販促・チラシ抑制により販管費率が16.8%に低減(前年同期は18.9%)したことから、営業利益が大きな増益となった(累計期間)。

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により消費マインドの低下が進み、緊急事態宣言解除後に段階的に経済活動が引き上げられたものの、2021年1月には11都道府県で再び緊急事態宣言が発令され、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移
した。

このような状況の中、同社は「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進。顧客の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力した。

この期間における新規出退店は、R店を岐阜県に2店舗、福井県に3店舗、愛知県に7店舗、石川県に3店舗出店し、大型店を1店舗閉店した。期末店舗数は、R店223店舗、大型店89店舗の計312店舗。
業態別の売上高では、「R店」618億4300万円、「大型店」415億2800万円、「その他」7900万円。
なお、今期より店舗区分を変更しており、R店とは標準化された300坪のレギュラー店、大型店とは150坪~900坪の店のことを指す。

商品別の内訳では、「食品」672億800万円、「雑貨」133億9500万円、「化粧品」111億6000万円、「医薬品」101億4500万円、「その他」15億4100万円となった。

通期(2021年6月期=2020年6月21日~2021年6月20日)業績予想は直近の公表から変更はなく、売上高1430億円(前期比+15.7%)、営業利益62億円(同+42.8%)、経常利益 66億円(同+44.5%)、純利益 45億円(同+63.3%)を見込む。

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