大谷が「シーズン序盤MVP」投票で3位 MLB公式サイトが報じる

大谷(ロイター=USA TODAY)

米大リーグ(MLB)公式サイトは29日(日本時間30日)に同サイトの番記者や解説者ら94人によるシーズン序盤におけるMVP投票を行い、エンゼルスの大谷翔平投手(26)はア・リーグで3位に入った。27日(同28日)までの成績をもとに1位から3位を選び、1位に5点、2位に3点、3位に1点が与えられ、合計点で順位が決められた。

ア・リーグでトップとなったのはエンゼルスのマイク・トラウト外野手(29)。打率4割1分3厘、6本塁打、14打点をマークして70人から1位投票を得た。次点は打棒復活でレッドソックス躍進の原動力となっているJD・マルティネス外野手(33)だった。大谷は1位12票でマルティネスの7票を上回ったが、総得点では3位となった。

同サイトは大谷について、「もし二刀流でなかったとしても、あの怪物打だけでも何人かは投票したことだろう。OPS(出塁率+長打率)が9割6分9厘で、9回あたりの三振奪取率が15・1。この結合がトップ3に押し上げた」と寸評。また、「最新の偉業はホームランリーダーとしてベーブ・ルース以来100年ぶりに先発登板したことだ」と加えた。

ナ・リーグのトップ3は、1位がブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(23)、2位がメッツのジェイコブ・デグロム投手(32)、3位がフィリーズのブライス・ハーパー外野手(28)だった。

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