レディー・ガガの愛犬誘拐事件 犯人の動機はフレンチブルドッグの高額転売だった

レディー・ガガは不在だったが…

今年2月、米ロサンゼルスでレディー・ガガの愛犬が奪われた事件で、地元警察は29日(日本時間30日)、10代を含む男女5人を殺人未遂や武装強盗などの容疑で逮捕した。

ロス市警によると、逮捕された5人のうち、18歳少年を含む男3人は同月24日夜、ガガのフレンチブルドッグ3匹を散歩させていた代行業のライアン・フィッシャーさんを銃撃して重傷を負わせ、2匹を奪って逃走。残りの1匹は逃げて無事だった。また、18歳少年の父親(40)と交際中の女(50)も殺人未遂などのほう助容疑が持たれている。

捜査当局は40歳の男と実行犯3人が地元ギャングのメンバーで、フレンチブルドックが米国で人気の犬種で高値がつくことを知っての犯行だったとみている。ただ、盗んだ犬がガガの愛犬だったことは知らなかったとしている。

事件後に50歳の女が「盗まれた犬2匹を保護した」として、ガガが提供した懸賞金50万ドル(約5450万円)目当てで警察署に届け出たことがきっかけとなり、逮捕につながった。

事件当時、ガガは映画の撮影のためイタリアにいて不在だった。銃弾を受けたフィッシャーさんは現在も治療を続けている。

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