駐車車両絡む死亡事故急増 今年4件、神奈川県警が対策強化

路上駐車の危険性を訴えるために県警が作成したポスター

 駐車車両の絡んだ死亡事故が県警の管轄区域内で急増している。2020年は6件(死者6人)だったが、今年は3月末時点で既に4件(同5人)発生した。県警は事態を重く受け止め、対策の強化に乗り出している。

 県警駐車対策課によると、今年の4件の死亡事故はいずれも駐車中の大型車に乗用車やトラック、バイクが追突する形態だった。2件は本線に接続する合流レーン上で、2件は一般道路上で発生。どの大型車も時間調整や一時休憩、携帯電話の使用を理由に停車していたとみられる。

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