比嘉愛未、ざわハララブストーリー「にぶんのいち夫婦」でテレ東ドラマ初主演

比嘉愛未が、テレビ東京ほかで6月2日にスタートする、ドラマParavi「にぶんのいち夫婦」(水曜深夜0:40)で主演を務めることが分かった。同局のドラマで初主演となる比嘉は「ずっと恋愛ドラマを演じたいと思っていたのでうれしい気持ちと、主演という責任をどっしりと感じています。原作を読ませていただきましたが、すれ違う夫婦の姿に何度も胸が苦しくなって涙しました。結婚=幸せとは限らないものなのだということも。他人同士が家族という形を作ることは難しいということも学ばされた気がします」と作品の印象を語っている。

ドラマは、小説投稿サイト・エブリスタで連載され、マンガボックスでコミカライズ化された、原作・夏川ゆきの氏、漫画・黒沢明世氏による同名作品を原作としたラブストーリー。主人公・中山文(比嘉)は結婚2年目となる32歳の主婦。イケメンで誠実な夫と周囲もうらやむような新婚生活を送っていたある日、夫のスマートフォンに見知らぬ女性からの意味深なメッセージが届いたことから、文は浮気相手から夫を取り戻すべく、証拠探しに動きだしていく。

自身の役柄について、比嘉は「文はとても素直で、心優しい女性。だからこそ自分の思いを伝えるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまったりと、不器用な部分も感じました。文の心の声、自問自答する部分などは私もよくするので、とても共感できます」と、自身と重なる部分があることを明かす。

さらに、「文の繊細な心の描写を丁寧に、30代の今だから出せる自分の表現をしていきたいと思います!」と意気込むとともに、新たなチームでの作品作り、どんな出会いがあるのか今からとても楽しみです。人はどこまで信頼できるのか、恋愛は特に試されるような気がします。この作品を通して、人とのつながりの尊さを感じていただけるよう、しっかりと演じていきますのでぜひご覧ください」と呼び掛ける。

そして、ドラマ化にあたり、原作の夏川氏からは「1人で小さい画面に向かってぽちぽち打っていた文字が、まさか漫画になりドラマになるなんて。しかも主人公の文を比嘉愛未さんに演じていただけると聞き、うれしさのあまり一晩眠れませんでした。この調子だと6月までに慢性的な睡眠不足に陥りそうですが。ドラマの完成を楽しみに、引き続きドキドキしながら待ちたいと思います!」と期待の声が、漫画を担当した黒沢氏からも「漫画では登場人物の胸のうちを読者が追いやすいように表現を工夫していますが、ドラマでは役者さんの表情の変化やしぐさによる細やかな心理描写が見られそうですね。連載中のドラマ化は初めてで緊張していますが、私も一視聴者として比嘉さんの文ちゃんを存分に楽しませていただきたいと思います!」と喜びのコメントが寄せられている。

なお、Paraviでは地上波の放送に先駆け、5月26日から毎話独占先行配信されることが決定している。

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