厚木市は30日、職員2人を減給や戒告の懲戒処分とした。
市によると、福祉総務課の男性職員(38)は2019年度に中国残留邦人の支援にあたる相談員への謝礼金や旅費計約25万円の支払い事務を怠ったほか、中国残留邦人3人への生活給付費計約18万8千円の支払いもしなかった。市は減給10分の1(4カ月)とした。職員は「整理が苦手で、支払い関係の書類がたまり、放置してしまった」などと話しているという。
また、環境事業課の会計年度任用職員の男性(48)は19年度、出勤していない6日間について出勤簿に押印して出勤したことにし、給与約6万5千円を不正受給するなどした。市は戒告とした。