きょう1日(土)~あす2日(日)にかけて 落雷・突風・ひょうなど荒天に警戒を 大気の状態が非常に不安定

 西日本から北日本では、2日(日)にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風、また、局地的な激しい雨やひょうが降るおそれもあり注意が必要だ。

 東シナ海には前線を伴った低気圧があって、5月1日(土)の夜にかけて日本海を北東に進む見込み。また、2日(日)にかけて西日本から北日本の上空約5,500メートルには、-24℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことに加え、上空の寒気の影響で、2日(日)にかけて西日本から北日本では、大気の状態が非常に不安定になる見込み。

 5月1日(土)の午前5時現在、九州北部・南部には竜巻注意情報が発表されている。西日本から北日本では、2日(日)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。また、ひょうが降るのおそれもあり、農作物や農業施設の管理にも注意したい。

発達した積乱雲の近づく兆しとは

・真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる

・雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする

・ヒヤッとした冷たい風が吹き出す

・大粒の雨や「ひょう」が降り出す

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