矢作兼&バカリMCで、言われてみれば気になるアレを大調査!「芸人の昔のことは掘らないでほしい」

ABCテレビでは5月2日から、自分で調査するほどではないけれど、言われてみれば気になるモノやコトを徹底的に掘り下げるアカデミックなバラエティー「矢作・バカリのソコホル!?~言われてみれば気になるアレ大調査~」(日曜午後11:00、関西ローカル)がスタートする。

番組MCはおぎやはぎ・矢作兼とバカリズムで、初回ゲストにはNANAMI、井上咲楽を迎えておくる。また、毎回テーマをナビゲートする“掘りたがり犬”を、アルコ&ピース・平子祐希、ロッチ・中岡創一、オードリー・春日俊彰、東京ホテイソン・たけるが務める。

初回テーマ「スーパーマーケット」の言われてみれば気になることを、平子が“掘りたがり犬”としてナビゲート。スーパーの野菜売り場で、誰もが目にするホウレンソウ。今回はそのホウレンソウに巻かれたテープはなぜ紫色なのかということについて、深堀り。MCもゲストも「当たり前すぎて気にしたことがなかった」とスタジオでも思わず声をそろえる。

まず、調査隊が向かったのは、30年以上前から続く東京都内の青果店。店主の男性は「野菜には紫色のテープがついているが、なぜ紫色なのか理由は知らない」と語る。そこで調査隊は、紫色のテープをホウレンソウに巻く作業をする農家を直撃取材。テープの製造会社では、テープに隠された意外な秘密が明らかに。それだけでは終わらず、“紫色がベスト”なのかどうかを調査。カラーリングの専門家の協力の下、紫色、青色、オレンジ色のテープを巻いたホウレンソウをスーパーの野菜売り場に並べ、どの色のものが一番早く売りきれるかを観察。「これはよくないよ!」と矢作が叫び、バカリズムは「もう、どれでもいい」とあきれた、その調査結果とは!?

さらに「店内で流れるBGMはなぜダサいのか?」も調べる。調査隊がスーパーに出向くと、はやりの曲ではあるものの、
アレンジが微妙にダサくなっている。この音楽を提供している株式会社USENをを訪問。すると、驚きの理由が判明する。矢作とバカリズムをうならせた、BGMの最新事情とは?

収録を終え、バカリズムは「ただただ、楽しかったですね! 楽しいVTRを見せてもらえました(笑)」、矢作も「へ~って思うのもあって、ためになった」と満足げな様子。

今後、何か“深掘り”してほしいことはないかという質問に、バカリズムは「今回、人気職業ランキング1038位までのリストを見せてもらったんですが、それがすごく楽しかったですね。知らない仕事がいっぱいあって、あと10回放送できるくらい…もっとできるかも…それくらい聞いたこともない職業がいっぱいあったので」と回答。

矢作も「1割くらいは知らないのばっかりだったよね。たしかに、職業はもっと知りたいな~。あと、僕は、どうでもいいデザインのものを作ってる人を深掘りしてほしい。その人たちは、依頼されてやってるのか、適当に『なんだっていいからやっとけ』ってやってるのか、そこを知りたい。どうでもいいデザインって世の中にあふれてるから、どうやって生み出してるのか知りたいな」と提案した。

さらに、「逆に深掘りされたくないことは?」という質問には、「なんだろう…昔のことは掘らないでほしい(笑)。最近多いでしょ? 昔のこと掘る人。やめてほしいね。20年前の芸人がやってることとか」と矢作が昨今の芸人掘り下げ企画に不満をのぞかせると、バカリズムも「掘るなら3年以内にしてほしい。だったら完璧だから(笑)」とその意見に同意した。

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