宮城で震度5強 横浜、川崎、二宮で震度3 「今後1週間程度は注意を」

 1日午前10時27分ごろ、宮城県北部と中部で震度5強、青森、岩手、福島の各県で震度5弱の地震があった。神奈川県内では、横浜市、川崎市、二宮町で震度3を観測したほか、広い範囲で震度2~1となった。気象庁は「今後1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意してほしい」と呼び掛けている。

 同庁によると、震源地は宮城県沖。震源の深さは51キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8だった。

 2011年3月の東日本大震災の余震域で発生した地震で、同庁の担当者は「地震活動は10年たって落ち着いてきているが、いまだに発生前よりは活動が高い状態」と指摘した。同県沖では3月20日にM6.9の地震が発生し、最大震度5強を観測していた。

 神奈川県内で震度3となった地域は次の通り。

 横浜市神奈川区、中区、保土ケ谷区、港北区、戸塚区、緑区、川崎市宮前区、二宮町。

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