レンジャーズ・有原が4被弾で3回途中6失点KO 全て変化球を捉えられる

3敗目を喫した有原(ロイター=USA TODAY)

レンジャーズの有原航平投手(28)は30日(日本時間1日)に本拠地テキサス州アーリントンでのレッドソックス戦に先発し、2回2/3を投げ、4安打全て本塁打で今季自己ワーストの6失点、1三振2四球で3敗目(2勝)を喫した。チームは1―6で敗れた。

初回、先頭から2者連続で四球を与えると3番マルティネスへの初球、真ん中に入ったスライダーを左中間席へ運ばれた。続く、ボガーツはカウント2―1からの4球目、外角のカットボールを中堅席へ叩き込まれた。計4失点を喫した。

2回は全て内野ゴロで3者凡退で片付けたが、3回先頭のマルティネスに1ボールからの2球目、真ん中に入ったスプリットを中堅席へ。一死後、ディバースに初球のチェンジアップを左翼席に運ばれた。甘く入ったボールをことごとく捉えられた。二死後、ダルベックに死球を与えると降板を告げられた。25日(同26日)のホワイトソックス戦の2回5失点に続き、早期KOだ。

前回登板後、エドワード監督は癖が出ていた可能性を指摘。有原は登板間にコーチと修正に努めたはずだが、4本塁打は全て変化球を捉えられており、懸念が残る結果だった。次回登板で巻き返してもらいたいが…。

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