ダルビッシュ12Kの快投で3勝目 パドレスが接戦を制す

【ジャイアンツ2-3パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは先発のダルビッシュ有が7回途中まで107球を投げて被安打4、奪三振12、与四球3、失点1の好投を披露。7回表に一死満塁のピンチを招いてマウンドを降りたが、2番手のティム・ヒルが2者連続三振で見事にピンチを切り抜けた。8回表に3番手のドリュー・ポメランツが無死満塁の大ピンチを背負ったものの、なんとか1失点で乗り切り、9回表はクローザーのマーク・マランソンが安定したピッチングで三者凡退。1点のリードを守り抜き、ジャイアンツとの同地区対決3連戦の初戦を制した。

ダルビッシュは1回表二死からバスター・ポージーに先制の6号ソロを被弾したが、続く3イニングはいずれも三者凡退。5回表一死2・3塁のピンチはローガン・ウェブを空振り三振、トミー・ラステラをファーストゴロに仕留め、無失点に抑えた。6回表は先頭のマイク・トークマンに二塁打を許したあと、中軸3人を圧巻の3者連続三振。7回表にピンチを招いて降板したが、5先発連続6イニング以上かつ1失点以下は球団史上4人目の快挙となった。

打線はダルビッシュが先制弾を浴びた直後の1回裏にトレント・グリシャムの二塁打で一死2塁のチャンスを作り、マニー・マチャドが空振り三振に倒れたあと、エリック・ホズマーのタイムリーで1対1の同点。6回裏には好投を続けていたジャイアンツ先発のローガン・ウェブから連打で無死2・3塁とし、一死後にジュリクソン・プロファーのタイムリーで2点を勝ち越した。これで4月は15勝12敗。地区首位のジャイアンツから1.5ゲーム差の3位というまずまずのスタートとなった。

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