水害時行動、親子で学ぶ

 梅雨の時期を前に防災について学ぶ「親子で学ぼう! お天気教室」(防災WEST主催)は4月29日、都城市の未来創造ステーションであった=写真。家族連れ約20人が参加。台風や大雨の仕組みのほか、水害への備えについて学んだ。
 気象予報士の資格を持つ同市在住の栗原ちひろさんが講師を務め、昨年7月に甚大な被害をもたらした熊本県人吉市の豪雨などについて解説した。
 参加者らは自分が住む地域のハザードマップに印を付けながら、自宅や通学路、河川の場所について確認した。栗原さんは「大雨の時には危険を察知し、早めの避難を」と呼び掛けた。
 沖水小4年の築地咲樹さん(10)は「(地域には)大淀川があって、雨や台風の時には危ないことが分かった」と話していた。同教室は5日にも同所で開く予定。

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