こどもの日を前に、長崎県は県庁1階ロビー奥の壁面で、長崎市内にある児童養護施設の子どもたちが描いた「こいのぼりの絵」を展示している。11日まで。
子どもの健やかな成長を考える児童福祉週間(5~11日)に合わせて実施。毎年、同市内の園児と知事が県庁玄関前でこいのぼりを掲げていたが、新型コロナウイルスの影響で昨年から中止し、今回初めて絵を展示した。
同市の児童養護施設「マリア園」「明星園」「浦上養育院」の未就学児から高校生まで計38人の絵が並んでいる。クレヨンや色鉛筆、折り紙を使って、空を泳ぐこいのぼりが色とりどりに描かれている。
同市の松村喬二さん(77)は、絵を見て「子どもは色の感覚が優れている。大人が驚くくらい鮮やかで力強い」と話した。
色とりどりに描く 空泳ぐこいのぼり 県庁に展示
- Published
- 2021/05/01 23:36 (JST)
- Updated
- 2021/05/02 09:16 (JST)
© 株式会社長崎新聞社