2日(日)も、ほぼ全国的に不安定な天気が続く見込み。晴れている地域でも、急な強い雨、落雷や突風などに注意が必要だ。
空の変化に注意を
2日も、西日本から北日本の上空には、この時季としては強い寒気の流入が続いている。
また、気温が日中にかけて上昇する影響で、大気の非常に不安定な状態が続く見込み。
すでに、午前中から九州から東北にかけては発達した雨雲が所々で発生しているが、午後にかけてもあちらこちらで雨雲・雷雲が発達しやすくなりそうだ。
東京など、午前は晴れ間が見られた地域でも、午後は急に強い雨が降り出したり、雷を伴ったりするおそれもある。また、竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
雷の音が聞こえる、真っ黒い雲が近づいてくる、急に冷たい風が吹いてきた場合は、急な強い雨や落雷、突風などの前触れとなる。そのような現象が見られたら、すぐに頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。
また、降ひょうのおそれもあり、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
気温の変化にも注意を
日中の気温は、平年並みか低い所が多く、土曜日と比べると大幅に低くなる所が多い見込み。日本海側を中心に昼間も少し寒いくらいになる所もありそうだ。
また、昼間は20℃を超える関東なども、夜にかけては風が冷たくなってくる見込み。服装で上手く調節するなど、気温差で体調を崩さないよう注意したい。
(気象予報士・佐々木聡美)