【カーリング女子世界選手権】北海道銀行は中国に手痛い敗戦 吉村紗也香「攻めきれなかった」

攻めのショットを見せた吉村(中央)だったが…(公社)日本カーリング協会提供

カーリング女子の世界選手権第2日(1日、カナダ・カルガリー)、日本代表の北海道銀行は中国と対戦し、2―5で敗戦。通算成績は1勝2敗となった。

中盤まで一進一退の攻防を繰り広げていたが、1―1で迎えた第5エンド(E)に2点を許し、苦しい展開を強いられた。第6Eに1点を返すも、第8、9Eに1点ずつ奪われ、突き放された。

試合後、スキップ・吉村紗也香(29)は「(石を)動かしたいところに動かせなかったのが何本もあって、前半はすごくクリアな展開が多かった。後半は石が溜まってくる中で、自分たちのミスがつながってしまい、なかなか攻めきれなかった」と悔しさをにじませた。

明日(現地時間2日)は、スウェーデンとチェコと対戦する。「まずはアイスをしっかり読んで、ウエートコントロールっていうところで集中して、気持ちを切り替えてやっていきたい」と前を向いた。

今大会には14チームが出場。6位以内に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠を獲得できる。その上で、9月の代表決定戦で18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレを下した場合、北海道銀行が北京五輪代表に決まる。

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