「野口さん、お帰りなさい!」 地元・茅ケ崎の子どもたち、帰還をライブで見守る 着水に大きな拍手

野口飛行士の地球帰還の瞬間を祝う地元の子どもたち=茅ケ崎市役所

 野口さん、お帰りなさい─。

 国際宇宙ステーションでの5カ月間に及ぶミッションを終えた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士の故郷の茅ケ崎市で2日、地元の子どもたちが、野口さんが地球に帰還する様子をライブ中継で見守った。

 同市がこの日、市役所で主催したイベントには、野口さんの母校である同市立浜須賀小の児童や保護者ら計約100人が参加。子どもたちはロケットの絵や「野口さん、おかえりなさい」など手書きしたうちわを手に、米航空宇宙局(NASA)の中継映像を見入った。

 同日午後3時55分ごろ、予定通りに野口さんが搭乗した宇宙船「クルードラゴン」が海上に着水すると、会場から拍手が沸いた。

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