【MLB】筒香嘉智、ライバル復帰間近で正念場 打率.157、0本塁打からの巻き返しはあるか?

レイズ・筒香嘉智【写真:AP】

ここまで22試合に出場し打率.157、0本塁打5打点、23三振

レイズの筒香嘉智外野手は2日(日本時間3日)、本拠地でのアストロズ戦に「7番・一塁」で先発出場し、3打数無安打に終わった。新型コロナウイルスワクチンの副反応による負傷者リスト(IL)から復帰し、3試合スタメン起用されたが結果を残せず打率も.157に下降した。ライバルの復帰も近づき、正念場を迎えている。

この日は5回に四球を選びメドウズの同点3ランに繋げたが、3打数無安打1三振と快音は聞かれなかった。2年目のシーズンを迎える今季は、開幕スタメンを勝ち取ったがここまで22試合に出場し、67打数11安打の打率.157、0本塁打5打点、23三振と結果を残せていない。

昨季も51試合で8本塁打を放ったが、打率.197、24打点と目立った数字を残せていない。NPB通算205本塁打を放った大砲も、メジャーリーグでは苦しむシーズンが続いている。

そんな中で今年3月に右膝の関節鏡視下手術を受けた崔志萬内野手がマイナー戦に復帰しており、状態次第では近日中のメジャー昇格が噂されている。メジャー通算290試合に出場し39本塁打と実績ある左打ち内野手の復帰は、DHでの出場が多い筒香にとって勝負所になる。

レイズは3日(同4日)からエンゼルスとの4連戦を行う。初戦には大谷翔平投手が先発予定。2日(同3日)に死球を受けた状態も心配されるが、日本人対決にも注目が集まる。筒香にとっては正念場を迎える4試合になりそうだ。(Full-Count編集部)

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