MF奇誠庸またも大騒動! コロナ濃厚接触の可能性ある状況で警察出頭

小学生時代の性的暴行疑惑や不動産投機疑惑の渦中にある韓国1部FCソウルのMF奇誠庸(※キ・ソンヨン=32)が、またまた大騒動を起こした。

韓国の放送局「韓国経済TV」などによると、奇は農地法違反容疑などで立件され、2日午後に光州警察庁不動産投機特別捜査隊から約3時間の事情聴取を受けた。

しかし、出頭する際に大問題があったことが発覚。FCソウルで同僚のDF黄賢秀(ファン・ヒョンス)が、2日午前に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。そこでクラブ側は全選手の検査を実施。濃厚接触も疑われるため、Kリーグ側が定める指針に則って検査結果が出るまでは外部との接触禁止が言い渡されていた。にもかかわらず奇は警察に出頭したため、感染防止ガイドラインに違反したと猛批判を受けているのだ。

ただ、奇は出頭する前に警察側に検査を受けた旨を相談しており、警察側から症状の有無を確認されたうえで出頭許可が出たと説明して〝無罪〟を主張。しかし、リーグ側には確認を怠った模様で、感染拡大を招く恐れもあり、奇と警察双方の対応を疑問視する声が上がっているのだ。

性的暴行疑惑、不法投棄疑惑に続いて新型コロナ禍の軽率な行動でまたまた騒動を起こした奇。まさに〝疑惑のデパート〟と化している。

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