韓国バレー界いじめ問題 加害者の宋明根「被害者が謝罪受け入れ」と報告

韓国バレーボール界は「いじめ問題」で大揺れだ(写真はイメージ)

過去のいじめ問題発覚が相次いだ韓国バレーボール界で、高校時代に後輩を暴行したとされる男子の宋明根(ソン・ミョングン=28、OK金融グループ)が3日、被害者に謝罪して受け入れられたとSNSで明かした。

「NEWS1」などによると、宋は「事件が知られてから何度も、被害者とその両親に心からお詫び申し上げた。ありがたいことに、被害者は謝罪を受け入れ、許す意思を表明してくれた。私のせいで受けた被害を回復できるよう、精密な医療調査と治療を積極的に支援することを約束しました。私は過去の間違いを理解してくれた被害者に深く感謝しています」と明かした。

2月、韓国バレー界で絶大な人気を誇る女子の李在英(イ・ジェヨン=24)と李多英(イ・ダヨン=24)の美人双子姉妹による中学時代のいじめが告発者に暴露され、大問題に。触発される形で宋にいじめを受けた被害者がインターネット上で告発文を掲載した。股間を蹴り上げられ、緊急手術まで受けたという卑劣きわまりない内容から非難が殺到。被害者はソンに誠意ある謝罪を求めていた。

美人双子選手については、いじめ被害者を逆提訴する動きに出たと報じられており、韓国バレーいじめ問題の根深さが浮き彫りになっている。

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