ノルウェー出身のインディー・ポップ・デュオ、キングス・オブ・コンビニエンス、12年ぶりのアルバム発売決定

Photo: Courtesy of EMI

ノルウェー出身のインディー・ポップ・デュオ、キングス・オブ・コンビニエンス(Kings of Convenience)が、2009年の『Declaration of Dependence』以来となる約12年ぶり、自身4枚目となるアルバム『Peace or Love』を2021年6月18日にEMI Recordsよりリリースすることを発表。これにあわせて、アルバムからのファーストシングル「Rocky Trail」を公開した。

メンバーのアイリック・ボーが作曲したこの曲について、もう一人のメンバーであるアーランド・オイエはこうコメントしている。

「Aメロ、サビ、Aメロっていう一般的なポップスの設計図を巧みに無視しているんです。これはポップミュージックではあるけど、私たちが知っているようなものではないね」

また、バンドは9月26日にロイヤル・フェスティヴァル・ホールで昼夜2公演を行うことも発表した。

新作アルバム『Peace or Love』は、古くからの友人である2人が、共に人生の最新段階を模索し、長年にわたって保持してきたマジックを表現しながら新たな方法を見つけ出したサウンドとなっている。このアルバムは、5年間にわたって5つの異なる都市でレコーディングされ、春から夏への時期にぴったりの作品となっており、バンドのファンにはお馴染みの魅力的な美しさ、純粋さ、そして人生と愛についての11曲が収録される。

アイリック・ボーとアーランド・オイエは、ノルウェーのベルゲンにある学校で出会い、ロックバンド「Skog」で共演した後、1999年にデュオを結成。二人は、親しみやすいアコースティック・サウンドのニューウェーブ的な先駆者として知られている。これまでにリリースした3枚のアルバムは高い評価を得ている。

Written by Will Schube

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