聖火リレー、熊本県内で5日から 故郷への思いつなぐ(県内ルート詳細あり)

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 東京五輪の聖火リレーは5、6日、熊本県内13市町村を巡回する。熊本地震や豪雨の被災地を中心に、故郷や復興への思いを背負った走者約170人が聖火をつなぐ。

 5日は人吉市を午前10時に出発。水俣市、天草市、宇土市、八代市に向かう。人吉市では豪雨で大きな被害を受けた市中心部を走り、水俣市では恋路島へ船で渡る。八代市の到着地ではイベントを開くが、事前申し込みをした人だけが観覧できる。

 6日は益城町を午前9時10分にスタート。南阿蘇村、阿蘇市、菊池市、山鹿市、和水町、玉名市、熊本市を走る。南阿蘇村では開通したばかりの新阿蘇大橋を渡り、和水町では日本初の五輪マラソン選手、金栗四三の生家に向かう。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、熊本市では公道での実施を中止し、熊本城二の丸駐車場を周回するコースに変更した。

 新型コロナ対策として、県の聖火リレー実行委員会は「沿道で観覧する場合はマスクを着用し、人と人との距離をとって、声を出さずに応援してほしい」と要請し、インターネットの生中継の利用も呼び掛けている。

 両日ともルート周辺では、実施時間帯前後に交通規制がある。詳細は県のホームページで確認できる。(野方信助)