【WWE】次回PPV大会のロウ女子王座戦はリア、アスカ、シャーロットのトリプルスレッド戦に

左からシャーロット、リア、アスカ((c)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ3日(日本時間4日)発】WWEのロウ大会が配信され、先週大会で無期限出場停止処分を解除された女王様ことシャーロット・フレアー(35)の強引な介入により、次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」(5月16日)で予定されていたロウ女子王者リア・リプリー(24)対〝女帝〟ことアスカ(39=華名)の王座戦は、トリプルスレッド戦に緊急変更となった。

シャーロットはデイナ・ブルック(32)を必殺のフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)で一蹴。すると試合後には復帰を後押しして〝内通〟が疑われているバックステージ・マネジャーのソーニャ・デビル(27)が登場した。

女王様は「WWE女子戦線には私が必要。ユニバース(ファン)も私を必要としている。私に寛容になって」と勝手な持論を展開して「レッスルマニア・バックラッシュ」(5月16日)でのロウ女子王座戦参加を要求した。するとソーニャは、王座戦にシャーロットを加えたトリプルスレッドマッチに変更とすることを、独断で発表してしまった。

ここでロウ女子王者のリアが登場。「シャーロット、誰もあなたを必要としていない。これは私とアスカの戦いなんだ!」と怒って反論すると、続けざまにアスカもリングインして「シャーロット、赤ん坊のようにダダをこねてるんじゃねえよ。ワシはシャーロットもリアも倒してロウ女子王者になるんじゃ!」と一喝した。

リアがソーニャに抗議すると背後からシャーロットが襲撃。しかしすぐさまアスカがリング外に蹴落として、勝利をアピールするジャンプを繰り返した。

バックステージではアダム・ピアース・プロデューサー(42)が、独断でカードを変更したソーニャを糾弾したものの、一度リング上で発表した事実は覆らない。謀略的なムードも漂ってきたロウ女子王座戦。大混乱は必至となってきた。

「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日、WWEネットワークで配信される。

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