新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった「波佐見陶器まつり」。2年ぶりの開催を知らせるはずだった“幻のポスター”が「波佐見町陶芸の館」会議室にひっそりと張られている。
ポスターは近年、長崎県立波佐見高美術工芸科の生徒がデザインを担当。主催の「陶器まつり協会」が複数の候補作から一つに絞り、町内外に掲示する。今年も、個性豊かな計17作品のエントリーがあった。
選考のために会議室に張られたまま、日の目を見ることなく、陶器まつりが延期となった。まつりがあると誤解されると困るので外に出すわけにもいかず、「活用の妙案がない」と担当者。力作ぞろいのポスターも「ステイホーム」を余儀なくされている。
波佐見陶器まつり延期 “幻のポスター”ひっそりと
- Published
- 2021/05/04 15:00 (JST)
- Updated
- 2021/05/04 23:44 (JST)
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