【女子ゴルフ】世界ランキング 渋野日向子は東京五輪代表圏外の25位に順位を下げ、古江彩佳が24位に浮上

渋野日向子(左)と古江彩佳

女子ゴルフの渋野日向子(22=サントリー)が、ついに東京五輪代表圏外に後退。3日付の世界ランキングで先週の21位から日本勢3番手となる25位に順位を下げた。五輪出場は出場する国、地域の6月末時点で上位2人が可能となる(同ランク15位以内なら4人まで)。

昨年12月の全米女子オープンは優勝争いの末に4位と健闘したが、今年に入って日米両ツアー7試合に出場してトップ10入りは1度もない。それに伴って年明けには13位だった順位もジリジリと下がり続けている。先週の「HSBC女子世界選手権」(シンガポール)は出場69人中67位に終わった。

石川遼(29=CASIO)のアドバイスを元にスイングを改造中だが、目に見える結果が出ていないのが現状。青木翔コーチとの師弟関係を解消してから特定のコーチをつけずに取り組んでいる中、本人は今の方針を貫く覚悟だが、結果が出ていないだけに、新たなコーチなどを検討する余地はありそうだ。

渋野に代わって五輪圏内となる日本勢2番手の24位に浮上したのは古江彩佳(20=富士通)。日本人トップは11位の畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)で変わらなかった。

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