こんにちは!最近キャンプでカップ麺を食べる回数が増えてきたキャンプ協会インストラクターCampers_akiです。今回は「おやじキャンプ飯」とのコラボをして、現在注目されている冒険用品の横沢鉄平氏の代名詞ともいえる「ヨコザワテッパン」を使ってみました。なるほどと納得のレポートをお届けします ♪
キャンプやBBQでは鉄板はマストアイテムのはずだったのに気がつけばサブアイテムに・・・
筆者も元々キャンプでは鉄板を使ってましたが、いつの間にか使わないようになりました。その理由は(1)大きさ、重さ (2)準備の手間 (3)歪 です。
鉄板がキャンプから遠のく理由(1)▶︎大きさ、重さ
大きな鉄板を運んで時間をかけて火起こししても、気づけば歪んでしまいうまく調理ができません。
鉄板って、縁が曲げてあったり、取っ手がついていたりして、意外と嵩張りますよね。大きさも片手で持つには少し厳しい重さです。積み込む時にもどこに積もうかなって悩んじゃいますね。
鉄板がキャンプから遠のく理由(2)▶︎準備の手間
キャンプで鉄板を使うというとやはりBBQコンロに炭ですよね。でも火を起こして鉄板をあたためて焼くまでに結構手間がかかります。また、炭の火力調整は慣れていない方には簡単ではなくついつい焼きすぎて黒焦げになってしまったり・・・鉄板あるあるです。
鉄板がキャンプから遠のく理由(3)▶︎歪
だったら、小さくてカセットコンロで使える鉄板なら・・・もちろんチャレンジしました。ところが何度か使ううちにコンロに置くとカタカタ、油は偏って焼き方にムラが・・・。
そう、鉄板は部分ごとの温度差と、その熱膨張率の差で歪が出ます。簡単に言うと熱さが強い部分が膨張して周りを押し広げるんですね。
これを防ぐには均等に熱くする・・・薄い鉄板では無理です!鉄は熱伝導率が悪いので厚みがあるとある程度均一的に熱くできます。
一般的には最低4mm以上の厚みが必要です。厚みがあると蓄熱性が高いのでむらなく焼けます。ホームセンターなどで売られている鉄板は、厚くても2mm~3mm程度。これを4mm~5mmの厚みにすると・・・重くて持てません!
結局、私の鉄板チャレンジは、厚さ2mm、中華鍋やフライパンに見られる力学的に非常に強い半球形のスタイルに落ち着きました。
ところが! 今回過去に悩まされた問題点をすべて解決してくれる「ヨコザワテッパン」に出会いました。
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その1)4.5mmの厚みなのに片手で持てるコンパクトな鉄板!
一見小さいように見えますが、持ち運びも楽々 ♪ 使ってみると十分な大きさです。
★ ソロキャンプから4~5名まで大丈夫です ♪
鉄板で焼く食材ってそんなに大きくありませんよね。考えてみると、焼肉屋さんで焼く時って、この鉄板より少し大きい程度です。
焼けたら食べるの繰り返しで、意外と鉄板の上がふさがっている時ってないものですよ。この大きさだからこそ焼きすぎて黒焦げになる心配がないんでしょうね。
★ヨコザワテッパン 基本スペック★
素材:鋼鉄
サイズ:A5サイズ 約4.5mm
重量:約1キロ
付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用)
4.5mmの厚みがありますが、この大きさだと持ち運びも簡単です。
フラットな鉄板なので荷物の隙間にさっと差し込んでもOK!ガスバーナーで調理できるので手間もかかりません。厚みがあるので簡単に歪も出ません。
目からウロコですねぇ。。。私の抱えていた問題点は簡単に解決です♪さあ、ヨコザワテッパンを実際に使ってみましょう!
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その2)コンパクトだからこそシーズニングもキャンプ場でやっちゃいます♪
まずはお約束のシーズニングです。油を塗って焚き火台で焼くだけ。簡単ですね。
▼私が愛用している焚き火台はこちら
少し冷ましてから水洗いです。その後、再び焚き火台の上に。油を塗って煙が出たら火力を弱めます。
この時、付属のアルミ製やっとこは、鉄板が重いので少し注意が必要です。足の上に落としたりすると骨折しかねないので、自分なりに持ちやすいものを用意することをお勧めします。
さあ準備完了です!
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その3)さあ!準備はOK。後は焼くだけ、食べるだけですよ。
どこで焼いてもムラなく美味しく焼けます。
強火で炙って油から煙が出ると火力を弱めます。
お肉をド~ンと置いちゃいましょう ♪
一度鉄板を熱くしたら追い火は必要ありません。ヨコザワテッパンは厚みがあり蓄熱性が高いのでとろ火にしておくだけでまんべんなくしっかりと焼いてくれます。
ナイフでサクッと切り分けます。
ど~ですか!美味しそうでしょう ♪ ヨコザワテッパンは小さいように見えますが一人で食べきれないくらいのお肉を簡単に焼いてくれます。
この時、たまたま私のサイトに遊びに来た幸運な友人と二人でいただきました。
喜んでいる友人の写真を撮りましたが、中年男性がお肉を食べて喜んでいる姿は見るに堪えないので掲載しません(笑)
使い終わった後は水洗いせずに付属のコテで汚れを落として付属の油紙に包むか、油を塗ってキッチンペーパーに包んで付属の袋に入れてしまえば片付け完了です。
本当に簡単ですね ♪
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その4)愛用者の口コミを見てみましょう。
SNSでヨコザワテッパンを愛用している方々の口コミです。
「わかりますう~ ♪ この鉄板使うとお肉の声が聞こえますよねぇ~ ♪」
「確かにソロやデュオではこれ以上でも、以下でもないですよね。」
「うん!間違いないですね ♪ 」
「それはお肉が語りかけてくるからでしょう ♪ 」
「鉄板女子誕生 ♪ 」
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その5)もっと美味しく焼くために!
さて、ここまで見てくるとほとんどの方が焚き火台で調理してますよね。無骨感があってワイルドで素敵ですね。
ではほかのスタイルでは使いにくいのでしょうか?
いいえ、ヨコザワテッパンは野外用ガスストーブで調理するのもオススメです。
厚みがあり、蓄熱性が高いので一度熱くすると後はトロ火で十分焼けます。むしろ熱くしてから火力を下げないと表面が焦げてしまいます。
炭や薪を使う場合は、「熾火」にすることがベストです。ただ、焚き火台ですとそんなに都合よくスイッチを切るように熾火にすることは慣れてない方には難しいですよね。
ガスバーナーならガスを絞ることで、慣れていない方でも簡単にトロ火にできます。
ただし!鉄板をガスストーブで使用する場合に注意していただきたいことがあります
ヨコザワテッパンは蓄熱性が大変高い鉄板ですので、鉄板からの輻射熱(ふくしゃねつ)に十分注意をしていただく必要があります。
具体的には・・・
鉄板の下にガスボンベが被らないように配置すること
(ガスストーブの種類によっては、ガスボンベが鉄板の下に被ることを防げない形状のものもあるので、そういったタイプのガスストーブでは使用しないでください)
安全に十分配慮した上でご使用いただくようお願いいたします!
筆者は家内とのキャンプでSOTO(ソト) レギュレーターストーブST-330 FUSION(フュージョン)を使用しました。
バーナーにはFUTURE FOXの専用テーブルをかぶせています。こうすると焼肉屋さんのように横に肉を乗せた小皿を置けますね。
焚き火台とは違った雰囲気ですが、テーブルの上にヨコザワテッパンは見事にマッチしてるでしょ。
燻製に鍋にピラフに焼肉!デュオキャンやファミキャンでもヨコザワテッパンは活躍しますよ。
う~ん ♪ カルビが良い感じで焼けてます。家内もご満悦です(笑)
ヨコザワテッパン使ってみたレポ(その6)オプションを使ってオシャレ鉄板に ♪
別売りで「ハゴイタ」というウッドプレートが発売されています。
素材 : 国産木材
サイズ : 345×175mm
厚さ : 20mm
重量 : 約750グラム
ヨコザワテッパンをそのまま載せることができます。ヨコザワテッパンは蓄熱性が高いので食材が焼けたらそのまま保温する食器として使えるんですね。裏返すとまな板としても使えますよ。
「ハゴイタ」を使うとソロキャンプで豪華な一人焼き肉が楽しめます。
結論:ヨコザワテッパンはイメージに捕らわれない万能鉄板です。
今回のヨコザワテッパンレポートはいかがでしたでしょうか?
ヨコザワテッパンは私が鉄板に持っていたイメージを一新してくれました。大きさ、厚み、コンパクト性、即効性、強度全てにおいて過去使用してきた鉄板とは明らかに違います。
鉄板のイメージに捕らわれず、一つの調理器具として様々な可能性を示してくれました。ヨコザワテッパンが一枚あれば色々なキャンプ飯にチャレンジできそうですね。
キャンプの楽しみを広げたいあなた、ヨコザワテッパンをギアの一つに加えてみませんか?鉄板だけにマストギアのテッパンになりますよ(笑)