【東京女子】SKE48・荒井優希のデビュー戦を支えた松井珠理奈の言葉「完璧にできなくても仕方ない」

デビュー戦を振り返った荒井優希

4日に無観客で行われた東京女子プロレスの後楽園ホール大会で、アイドルグループ「SKE48」の荒井優希(22)が本格デビュー。渡辺未詩(21)と組み、伊藤麻希(25)、遠藤有栖(23)組と対戦した。試合は伊藤の伊藤デラックスで敗れたが、鮮やかなカカト落としを披露するなどインパクトを残すデビュー戦となった。

試合後の荒井の一問一答は次の通り。

――デビュー戦を終えて

荒井 昨日まで本当に不安で楽しめる自信も全然なかったのですが、実際今日になって楽しみな感情が湧いていて。デビュー戦が終わった後も楽しかったなという感想が残るくらい楽しめました。悔しい試合ではあったんですが、プロレス楽しいなという気持ちになれたので良かったです。

――アイドルグループ「LinQ」出身の伊藤と激しくやり合った

荒井 経験の差だったり、すごい力の差を感じました。

――カカト落としに名前は

荒井 カカト落とし自体は豆腐プロレスやDDTさんに出させていただいた時もやらせてもらったのですが、今回はたくさん練習しましたし、名前も決めました。「ファイナリー」という名前にしました。SKE48の曲で足を上げる振りがある「片想いFinally」という曲から取りました。かっこよくて気に入っているのでもっと磨けるように頑張ります。

――コスチュームと入場曲のコンセプトは

荒井 SKE48では決めていただいたものを着るだけだったので、自分で決めるのは初めてでした。豆腐やDDTで着ていたトリコロールカラーを入れたくて、赤、白、青、この色を基調につくってもらいました。

――松井珠理奈からは

荒井 ことあるごとに連絡をくださって「不安になったら電話していいよ」と言われていました。昨日は過去最高に不安だったので、今だと思って電話しました。「あくまでデビュー戦だから完璧にできなくても仕方ないことだから」と励ましてもらい、その後は落ち着いて過ごせたので良かったです。

――不安だったのは

荒井 伊藤選手や遠藤選手との力の差もすごく感じていたので、自分もどこまでできるか分からない状況で。もっと練習したかったという気持ちが大きかった。珠理奈さんに相談して、すごいいい状況で出られたんじゃないかなと思います。

――6月6日さいたまスーパーアリーナ大会の参戦が決まった

荒井 今日は無観客になってしまい、次は有観客のデビューになるかもしれないということで。今日の試合を見に来たいと言ってくれた方がたくさんいたので、そんな皆様に今日より成長した姿を見せられるようにもっと練習したいと思います。

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