吉村知事 宣言「解除の状況ではまだまだない」「医療極限」

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 吉村洋文大阪府知事=2021年4月撮影

 大阪府の吉村洋文知事が4日、MBS「よんチャンTV」に生出演。新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、「大阪は(今の措置の内容を)緩めるとか解除する状況にはまだまだない」と述べ、期限となっている11日以降の宣言の延長が必要との考えを示した。

 宣言延長を政府に要請するのかしないのかについては、大型連休明けの6日か7日に開く対策本部会議で判断したいという姿勢は変わらないが、「(解除するには)感染者数、医療提供体制が重要。今は医療提供体制が極限のような状態。重症者の方の数もかなり多い。今、大阪でコロナに感染したら適切な治療が受けられない可能性もあるような状況になっている。これが大阪の現状」と説明。

 「府民の命を守ることを考えると、ここは何か緩めるとか解除する状況ではまだまだない」と医療崩壊のようなひっ迫した医療提供体制も考えると、宣言解除にはほど遠いとの見解を示した。

 さらに「宣言解除の基準は?」という質問が続くと、「どうなれたら解除するのか、という(基準を示す)のは…、現状、極めて厳しい状況です。医療従事者の皆さんは本当に極限の状態で命を救う活動をしてくれています。この状況になってたら解除できる、とか言うレベルに大阪はない」「大阪では解除する議論に至らないぐらい感染者の数が多い。今は議論する土台すらない」と述べた。