フライトの機内で男児出産 赤ちゃん泣き声に乗客拍手 アメリカ

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フライト中の機内に産声が。
驚きの出産劇を、カメラがとらえていた。

ハワイに向かう旅客機内で撮影された映像。
撮影者の女性が発したのは、「この機内で赤ちゃんが生まれた」という驚きの言葉だった。

なんと、フライト中の機内で、赤ちゃんが誕生したという。

機内で授かった小さな命。

実は、母親にとっても、まさかの出産劇だった。

機内で出産したラビ・ムンガさん「この子が突然現れたんです。ただただ驚いています」

それは4月29日、アメリカ・ユタ州からハワイのホノルルに向かうデルタ航空機内で起きた。

離陸からおよそ3時間後、機内に響いた、「助けて! お医者さんが必要!」というSOSの声。

すぐに反応したのは、機内に乗り合わせていた男性医師と3人の看護師だった。

看護師 ラニ・バンフィールドさん「女性が赤ちゃんを下に抱えていたので、すぐに同僚を呼びました」

様子を見に行った先で看護師が目にしたのは、生まれたばかりの赤ちゃんを抱え、困惑する母親とその家族。

しかも赤ちゃんは、明らかに早産で生まれたとわかるほど小さかったという。

グレン医師「出産直後の赤ちゃんの呼吸レベルは低く、血色も悪かった。心拍数はアップルウォッチで測り、酸素の量は推測で与えるしかありませんでした」

その結果、赤ちゃんの顔色は改善したものの、呼吸はままならず、ハワイ到着までのおよそ3時間、一度も産声を上げなかったという。

しかし着陸後、救急車に乗り換えるため、母親が赤ちゃんを抱っこしたところ、機内に産声が響いた。

親子は、すぐにホノルル市内の病院に直行。

その後の検査で、母親は、妊娠29週だったことがわかった。

機内で出産したラビ・ムンガさん「妊娠していることに気づいていませんでした」

妊娠していたことに気づかないまま、家族とハワイ旅行に出かけたというこの母親。

機内で出産したラビ・ムンガさん「赤ちゃんが、元気でここにいてくれて、機内で助けを得られたことを幸せに思います」

生まれた赤ちゃんは男の子で、つけられた名前の一部は、ハワイ語で「ダイヤモンド」を意味する“カイマナ”。

小さな命が輝くのは、これから。