泊頭市で宋代の夫婦合葬墓見つかる 河北省

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泊頭市で宋代の夫婦合葬墓見つかる 河北省

泊頭市馮家口村で見つかった宋代の墓から出土した銅銭。(4月28日撮影、泊頭=新華社配信)

 【新華社石家荘5月4日】中国河北省の滄州(そうしゅう)市と泊頭市(滄州市管轄下の県級市)の文化・広電・観光局はこのほど、泊頭市馮家口(ふうかこう)村にある宋代の墓を緊急発掘し、男女の遺骨各1体と銅銭10枚余りを発見した。今回の発見は同市の宋代の埋葬制度を研究する上で重要な意義を持つという。

泊頭市で宋代の夫婦合葬墓見つかる 河北省

泊頭市馮家口村で見つかった宋代の墓。(4月20日撮影、泊頭=新華社配信)

 墓は円形で、南側に傾斜した墓道があった。墓道と墓室の間にはアーチ型天井を持つ長方形の甬道(ようどう)があり、甬道と墓道の中間には封門磚(ふうもんせん)と呼ばれるれんがでふさがれていた。墓室はドーム型で、北側には門をかたどったれんがの浮き彫りがあり、赤い彩色画が施されていた。「婦人啓門図(半開きの扉から女性が外をのぞく構図)」を意味するという。東側には燭台、机、椅子、西側には扉や窓のれんが彫刻があり、それぞれ「夫婦対飲」「広大な邸宅」を表している。

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泊頭市馮家口村で見つかった宋代の墓の発掘風景。(4月24日撮影、泊頭=新華社配信)

 発掘で見つかった人骨のうち、北側の棺床にあった男性遺骨は埋葬後に掘り起こして改葬する二次葬と見られ、東西方向を向いていた。南側の棺床の女性遺骨は南北方向を向き、木棺に葬られていた。女性の頭骨周辺から銅製のかんざしが見つかったほか、骨格の下から銅銭「天聖通宝」が1枚出土した。墓葬の中央部でも「開元通宝」など銅銭十数枚が見つかった。(記者/王民)

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泊頭市馮家口村で見つかった宋代の墓。(4月20日撮影、泊頭=新華社配信)