【欧州CL準決勝第2戦】マンチェスターCが初の決勝進出 グアルディオラ監督「お金だけじゃない」

フォーデン(左)をねぎらうグアルディオラ監督(ロイター)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(4日=日本時間5日)、マンチェスター・シティー(イングランド)はホームでパリ・サンジェルマン(フランス)に2―0、2戦合計4―1で初の決勝進出を果たし、ジョゼップ・グアルディオラ監督(50)はチームをたたえた。

英「BBC」など各メディアによると、指揮官は「誇りに思う。今日プレーしなかった選手たちのことを一番に考えている。彼らは出場に値する選手であり、皆が貢献してくれたので今はそれを楽しむときだ。リーグ戦に勝たなければならないし、2、3週間で決勝戦の準備をしなければならない」と語ったという。

名将はバルセロナ(スペイン)指揮官時代に2度のCL優勝(2008―09、10―11年)を実現。その実績を買われ、2016年にマンチェスターCの監督に就任した。「人々はCLの決勝戦に出場するのは簡単だと信じている。決勝戦に出場することは、過去4、5年の間に私たちが行ってきたことを意味している」と、苦難の道のりを振り返った。

さらに「クラブのオーナー、会長、スタッフに感謝したい。このクラブは舞台裏で働くすべての人々についてのものであり、お金だけではない。それを考えたいのなら、あなたは間違っている」とし、クラブ初のファイナリストになれたのは、豊富な資金力で集めた巨大な戦力だけではないと強調した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社