バドミントンの欧州選手権(ウクライナ・キエフ)男子シングルスで、新型コロナウイルスに感染し決勝を棄権した元世界王者のビクター・アクセルセン(27=デンマーク)が4日、コロナ対応のプライベートジェット機を自費でチャーターし、帰国の途に就いたことを自身のSNSで明かした。
感染確認後、キエフのホテルで隔離されていたが、民間チャーター機での帰国を選択。医療対応の特別機で、厳重に防護服を着た医療スタッフが帯同。自身はビニールに覆われ個室になったベッドで完全に隔離されている。ビニールベッドの中からSNSを更新したアクセルセンは「デンマークの防疫ルールに従う。五輪も近づいているので、安全で誰にも危害が及ばないよう最善を尽くしてデンマークに戻り、練習に戻りたい」とコメントしている。
桃田賢斗(26=NTT東日本)のライバルとして知られているアクセルセン。スター選手らしい選択といえそうだ。