大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を控えた5日、幕内明生(25=立浪)が電話取材に応じた。
先月の合同稽古では大関朝乃山(27=高砂)と胸を合わせるなど精力的に汗を流したが、最終日は欠席。「足首に痛みが走って、無理する時期じゃないというか。悪化させないことが大事だと思ったので行かなかったですね」と説明し、現状は問題ないという。
この日の稽古は相撲を取らず、四股やすり足で調整。「(相撲は)昨日までずっとやってきたので体を回復させて、また明日から意識して」と話すように、関取衆を相手に体を仕上げていくつもりだ。
東前頭2枚目で臨む夏場所に向けては「(相手が)上位で厳しい戦いになると思うので、しっかり勝ち越せるように強い気持ちで土俵に上がりたいですね」と言葉に力を込めた。