中止となった「ノーマスクピクニック」がGW中に開催されていた

GW中、都内の観光地はどこも混雑(写真と本文は関係ありません)

ノーマスクピクニックがゴールデンウイーク中に行われていた。4月中旬、GWに全国各地の公園でマスクをしないでピクニックをしようという呼びかけがネットであり、物議を醸していた。批判の多さに主催者は中止の判断をしていたが、結局、開催されていたというのだ。

参加した男性は「当初の主催者とは別の人が改めて企画したんです。私は普段からマスクを強要する社会の圧力に疑問を感じていました。それで参加することにしたのです」と明かした。全国各地で企画されたそうだ。

ある公園に10人ほどの男女が集まり、食べ物や飲み物を持ち寄って、いろんな話をしたという。もちろんアルコールもあった。「政治的な思想を強要されるのかなと思っていたけど、そんなことはありませんでした。実に普通のピクニックをやって解散しましたね。楽しかったですよ」(参加男性)

GW中は神奈川県の江ノ島や東京都の高尾山に人が集まっているとの報道もあった。河川敷でバーベキューした人も多かったという。

「正直、なぜノーマスクピクニックだけがあんなに批判されたんだろうかと思います。結局、みんなメチャクチャ出歩いているじゃないですか(笑)。これじゃノーマスクピクニックをしようがしまいが関係ないですよ」(前同)

東京都や大阪府などに出ている緊急事態宣言は11日までだが、延長が濃厚。コロナ禍の終わりはまだまだ見えない。

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