【東京五輪】中国も報じた「安倍前首相〝オールジャパン発言〟で総叩き」

安倍晋三前首相

隣国でも理解不能の発言のようだ。安倍晋三前首相(66)の東京五輪「オールジャパン」発言がネット上で総叩きにあったと4日、中国『人民日報海外网』が報じた。

安倍前首相は3日放送の「BSフジLIVE プライムニュース」で、「菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか開催できると思う」「日本だけではなく、世界が夢や希望が持てる、そういう大会にしていきたい」と発言。根性論ともとれる言葉に、ネット上では「何をいまさら」「無責任だ」などと批判の嵐となった。

「人民日報海外网」は「安倍氏のこの発言は日本の多くのネットユーザーが世論を無視した発言と非難」と報道。「ある人は『安倍氏は福島原発事故はコントロールしていると言い、五輪1年間延期を決めたのに、今は〝オールジャパン〟に責任を転嫁している』と非難した」と日本のネット上の声を伝えた。

この報道に対し、中国のネット上でも「安倍はまだ夢を見ている。変異種が日本に絶対に入ってこないと誰が保証できるのか。入ってきたら大変なことになる」「ウイルスの方が団結しているよ」「逃げた首相」と、安倍前首相に対して厳しいコメントが付いている。

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