巨人・原監督がスモークに初休養 中川もベンチ外「いると使っちゃう」

原監督がスモークをスタメンから外したワケは…

巨人・原辰徳監督(62)が5日の広島戦(マツダ)で、新助っ人のジャスティン・スモーク内野手(34)を初めてスタメンから外した。

4月27日から一軍に昇格したスモークは出場した6試合すべてで「5番・一塁」でスタメン出場。コンスタントに結果を残し、無安打だったのは1試合だけで打率3割9分1厘(23打数9安打)、1本塁打、2打点の成績を残している。

4―0で制した試合後、報道陣から「休みを与えながらか?」と問われた原監督は「今日は、はい」と応じ「特に悪いとかそういうことは全くないです」と続けた。スモークは新型コロナ禍の影響で3月下旬に来日。二軍戦への出場などを経て一軍に合流したが、今回が初めての遠征でもあり、体調面を考慮した模様だ。

また、この日は前日4日まで2連投し、今季16試合に登板していた中川をベンチ外とし、指揮官は「(中川)皓太も連投が多いのでね。いると使っちゃうから」と語った。

長丁場のシーズンを乗り切る上で最も避けたいのは、主力の故障による長期離脱。時には積極的に休養を与えながらチームを運営していく。

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