ソフトバンクの松田宣浩内野手（３７）が、５日の楽天戦（ペイペイ）で本拠地初となる４号ソロを放った。
２点を追いかける６回に則本昂の１５５キロ直球を右翼ホームランテラスへ運んだ。この１点差に迫る一発が効いた。９回に上林が同点適時打を放ち引き分けに持ち込んだ。
この日は子どもの日であり、工藤監督の５８回目の誕生日。加えて松田いわく〝熱男の日〟でもあった。試合前には球団公式ツイッターに動画で登場すると、子どもたちに夢を持つことの大事さを伝えるとともに「５月５日、背番号５、熱男の日」でもあるとして「一発、何かをしたい」と意気込んでいた。
有言実行の一撃に「真っすぐを逆らわずに打つことができました。今季初の本拠地ペイペイドームでのホームランなのでうれしいです」とニッコリ。ベンチ前では力強く熱男ポーズを決めた。
これまでも松田は５月５日には快音を響かせている。工藤監督にとっては就任以降６試合で３度目の祝砲だった。指揮官も「いいですねえ。絶対、誕生日には欠かせないですね」と大喜びだった。
