コロナ変異株流行進む 長崎県内、4日発表 累計31人感染

 長崎県は4日、従来型より感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株に関する最新状況を公表した。4月26日~5月2日の1週間に県内で陽性確認された198人のうち、感染経路が分からない66人のスクリーニング検査を実施。9割超の61人が変異株の疑いと判明した。県は「かなりの割合で(変異株の)流行が進んでいる」との見方を示した。
 その前週の4月19~25日は陽性者188人のうち、143人をスクリーニング検査し、125人(87%)が変異株の疑いだった。変異株疑いの検体は今後、国立感染症研究所で変異株かどうか検査する。
 県内ではこれまでに31人の変異株感染が確認され、いずれも英国由来。

 


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