西畑大吾が「コタローは1人暮らし」スピンオフドラマに主演。“花輪せんせい”の過去も明らかに

テレビ朝日系連続ドラマ「コタローは1人暮らし」(土曜午後11:30)のスピンオフドラマ「花輪せんせいは半人前!?」が5月22日から5週連続で、TELASA(テラサ)にて配信されることが決定した。

「コタローは1人暮らし」は、売れない漫画家・狩野進(横山裕)と、隣室に引っ越してきた1人暮らしの訳あり5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)、そして2人を見守る周囲の人々の交流を描くハートフルコメディー。スピンオフドラマは、なにわ男子/関西ジャニーズJr.の西畑大吾が演じる、コタローが通う幼稚園の新任教諭・花輪景介が主人公のショートストーリーとなっており、花輪とコタローら幼稚園の子どもたちとの心温まる交流のほか、知られざる過去も描かれている。また、ドラマには、コタローをはじめ、コタローと同じアパートで暮らすキャバクラ嬢・秋友美月(山本舞香)、弁護士・小林綾乃(百田夏菜子)、いかつい見た目の田丸勇(生瀬勝久)ら、本編のキャストも続々登場する。

スピンオフの決定に、西畑は「花輪せんせいは、原作ではあまり描かれていない役なので、こうしてスピンオフで花輪せんせいの過去が描かれるのはすごくありがたいですし、演じることができて光栄に思います」と喜び、あらためて自身の役柄については「花輪せんせいは、真面目で、子どもが大好きで。でも真面目さがゆえに空回りしたり…。まだ新任なので慣れないところがあるのですが、心(しん)がしっかりしていて、僕にはない面をいっぱい持っているなと、すごく魅力を感じています」と紹介。

自身が主演を務めることに関しては「確かに考えてみたら主演という形になるのですが、僕、全く主演という意識がなくて(笑)」としつつも、「本編を撮りながらになるので、あまり気負いすることなく、楽しい現場にできればいいなと思います」と意気込む。そして「コタローくんは、本当にかわいい〜(笑)。コタロー役の瑛都くんを見ていると思わずニヤニヤしてしまうんですよ(笑)。リハーサルはマスクをしているので隠せますが、本番は隠せないので、ニヤニヤせずに、頑張りたいなと思います」とアピールした。

スピンオフ第1話では、「幼稚園の先生になる」という幼い頃からの夢をかなえるため、大学の保育科に通う花輪は、本格的に就職する日を前に「幼稚園の清水」で研修を受けることになる。やる気満々の花輪だが、職員会議中、突然睡魔に襲われウトウト。主任教諭・岡朝子(峯村リエ)に注意され、落ち込むのだが、実はこれには深い訳があって…!?

本編では描かれない研修期間中の失敗談など、花輪が「幼稚園の清水」で本格的に働き始める前の貴重なエピソードも描かれるスピンオフ。また、やることなすことすべてに口を出す母親の束縛めいた愛情のせいで、すっかり自分に自信がもてなくなってしまった花輪が、ひそかに抱えるトラウマの真相も明らかになる。さらに、見どころの一つといえるのが、人知れず悩み続ける花輪とコタローの心温まる交流だ。驚くほど大人びているけど、時に子どもらしい一面を見せるコタローと同じ目線で真摯(しんし)に向き合うことで、少しずつ変わっていく花輪の姿に注目したい。

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