メーガン妃の絵本“パクリ疑惑”を一瞬でかき消した1本のツイート

パクリ疑惑が浮上したが…(ロイター)

メーガン妃が絵本作家デビューしたとして今週話題を集めたが、ネット上では同妃の作品に〝盗作疑惑〟が浮上。ところが、あるツイートでこの騒動はすぐに立ち消えたと米紙ニューヨーク・ポストの芸能サイト「Page Six」が伝えた。

6日に2歳の誕生日を迎える長男アーチー君と夫ヘンリー王子をモデルにしたとされる絵本「The Bench(ベンチ)」。6月8日に出版することを夫妻が運営する財団が4日発表し、作品の一部を公開した。

すると、あるツイッターユーザーが「ヘンリーの妻の本を買って無駄遣いする前にコリン・アヴェリスとガブリエル・アルボローソの『The Boy on the Bench』を読んで…こっちが本物だから」と投稿。これが引き金になり〝パクリ疑惑〟を指摘するツイートが殺到した。

同サイトによると、多くのツイートはメーガン妃の「ベンチ」が英作家アヴェリスによる2018年の絵本と着想と表題が似ているだけでなく、クリスチャン・ロビンソンが担当した挿絵もイラストレーターのアルボローソのものと類似していると主張した。

また、メーガン妃は「アーチーが生まれた翌月の父の日、夫のために書いた詩が始まり。それがこの物語になった」と絵本を書くきっかけについて語ったが、同サイトはこれもアヴェリスの作品と「信じられないほど酷似している」とするツイートも多いと伝えた。

書評家エマ・ケイ・ウートン氏にいたっては「明らかな盗作」と断言。メーガン妃の絵本をボイコットするよう訴えた。

同氏は「アーチーの本棚にはコリンの本が絶対にあると思う。着想の元だから。(メーガン妃が)自分自身で考え出したり、牧歌的な暮らしを思い描いたものではないと思う」と続けた。

そんな中、なんと〝被害者〟のアヴェリス本人からメーガン妃の絵本を擁護するツィートが飛び出したのだ。

「あらすじや公開された部分を読んで、『The Boy on the Bench』と同じストーリーやテーマとは違います。類似性はありません」と〝盗作疑惑〟を一刀両断した。

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