【タイ・チョンブリ6日発】ゴルフの米女子ツアー「ホンダLPGA」(サイアムCC=パー72)初日、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は4バーディー、1ボギーの69で回り、20位でスタートした。
日本勢は渋野日向子(22=サントリー)が4アンダーで14位。上原彩子(37=モスバーガー)と河本結(22=リコー)も3アンダーの20位だった。64で回ったアタヤ・ティティクル(18)とパティ・タバタナキット(21)の地元タイ勢が首位。
「ショットの調子は徐々に上がってきている」と話す畑岡は、1番パー5は3打目のアプローチが入りかけるバーディーで発進。7番パー5はバンカーから1メートルに寄せてバーディーと伸ばしていくものの、9番は2メートルのパーパットを外してスコアを落とした。
後半は12番パー3でバーディーを奪い、ワンオンが狙える15番パー4はティーショットをグリーン近くまで運ぶ。
だがアプローチが2段グリーンの傾斜を上りきらずに戻ってしまい、ここはパー。
それでも「攻め方を間違えると大叩きする」と警戒していた18番パー5では2打目でグリーン近くまで運び、カップをかすめるアプローチで奥1メートルに付けてバーディーフィニッシュした。
例年の2月ではなく、雨が多い時期での開催となり「フェアウェーが柔らかくて距離が稼げない」と話していたが、目標に掲げるトップ10にむけてはまずまずの出だしとなった。