【大相撲】2度目のカド番・正代 聖火リレー断念も「本職は力士なので本場所で活躍を」

電話取材に応じた正代

大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を控えた6日、大関正代(29=時津風)が電話取材に応じた。

先月の合同稽古後は部屋で十両豊山(27)や幕下らと胸を合わせてきた。「(1日)15番以上を目標に。問題なく調整はできたんじゃないかなと思います」。また、春場所で課題に挙げていた立ち合いの圧力については「初日を迎えてみないとなんとも言えないですけど、意識して稽古してきたつもりです」と語った。

本来であれば、5日は地元の熊本・宇土市で聖火リレーの走者を務める予定だったが、新型コロナ禍で断念。それでも「参加できなかったのは残念ですけど本職は力士。力士である以上協会のルールに則って生活するのが義務なので、場所で活躍して地元の人に頑張っている姿を見ていただけたら」と前を向いてる。

自身2度目のカド番となる夏場所へ「早い段階で勝ち越して、早いうちに安心したい」と正代。土俵で存在感を発揮するしかない。

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