去就注目の南野拓実 リバプールファンの65%が“売却支持”

南野拓実

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表MF南野拓実(26)の保有元、リバプールのファンは今夏に日本人アタッカーの売却を支持したと英メディア「エンパイア・オブ・ザ・コップ」が伝えている。

同メディアは「興味深い議論が行われている」とし、リバプールファンがレンタル中の南野を今夏に維持するか、売却するかのアンケートを実施したと報道。LFC(リバプールFC)トランスファールームでツイッターによる投票は3106人が参加し、残留派は34・5%、売却派は65・5%だった。

リバプールで出番を失っていた南野は今年1月末にサウサンプトンに移籍。加入直後こそ2ゴールを決めるなど、順調な再スタートだったが、4月に入ってから出番なしの日々が続いた。ファンの間から「サウサンプトンで出られないのはがっかりだ」「プレーで証明してくれると期待していた」との声が出たように、期待以上の成果を見せられていない現状が売却支持につながったとみられている。

シーズン後にリバプール復帰が既定路線となっているが、同メディアは「そこから何が起こるかは誰にもわからない」と伝えており、今後の動向が注目されそうだ。

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